アンネの日記を破いた犯人を逮捕！ところでアンネの日記の内容って？

今年の２月下旬頃から東京都内の公立図書館及び大型有名書店で頻発していた
『アンネの日記』とそれに関連する書籍などが相次いで破られていた事件で、
建造物侵入の疑いで逮捕されていた３０代無職の男性が、図書館での犯行について
認める供述を始めたことが分かりました。

一体、何の目的があってこのような愚かな行為に走ったのかは、これから明らかにされると
思いますが、ここでは、日本人の多くが名前ぐらいしか知らない、
この『アンネの日記』の内容について説明いたします。


※アンネ・フランク：USshimbun.comより引用

舞台は、第二次世界大戦真っ只中のオランダ・アムステルダム。
当時、ここはナチス・ドイツの占領下にあって、彼らが行ったユダヤ人狩りから逃れるために
隠れ家に身を潜めていた８名のユダヤ人たちの生活について執筆されました。

執筆期間は、１９４２年６月１２日から１９４４年８月１日まで。

内容は、幾つかのエピソードを除いて、そのほとんどがアンネ・フランクのその後の歩んだ運命の
苛酷さとは裏腹に、他愛のない日常が記録されているだけです。

しかしながら、迫害の恐怖に怯えながらも、日々明るく、絶望的な状況にも負けずに生きる姿が
描かれています。

最終的に、アンネは強制収容所に投獄され、その不衛生な環境下にてチフスを罹患し、
１５歳という若き年齢で命を落とすことになるのですが、何とか生き延びた彼女の父親
オットー・フランクによって、この日記をまとめた本が戦後に出版され、今ではこの日記は
６０以上の言語に翻訳され全世界で２５００万冊を超える大ベストセラーになりました。

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