SSブログ

STAP細胞論文の検証がなおざりに!『なおざり』と『おざなり』の違いって? [ニュース]

読売新聞の記事を見てみますと、
神戸にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子ユニットリーダー達が
発表したSTAP細胞の論文に数々の改ざんと思われる箇所があった事に関して、その論文の
チェック体制の不備が指摘されています。

そして、科学研究は専門家が進んでプロジェクトに関わる研究者や研究機関の数もどんどん
増えていって分業体制になっていることから、STAP細胞の作成を含めた論文の検証が
”なおざり”なった、とあります。

obokata.jpg
※小保方晴子さん:msn産経ニュースより引用

さて、ここで登場した"なおざり"というキーワードですが、よく"おざなり"って言葉と
混同してしまいますよね。

そこで、ここではこの"なおざり""おざなり"の違いについて説明して、この読売新聞の記事での
使い方が正しいのか検証をしてみたいと思います。

まず、"なおざり"ですが、漢字で書くと"等閑"となり、物事をいい加減にして何も行わない事を
いいます。近い意味の言葉に"ないがしろ"という言葉がありますが、どちらもいい加減に
済ませてほとんど何もしないという意味のようです。

続いて、"おざなり"ですが、漢字で書くと"御座形"となって元々は宴会の席で形ばかりを
取り繕ったところから、いい加減に物事を行う事を"おざなり"というようになりました。

まとめますと、
"なおざり"はいい加減にして何も"しない"意味であり、
"おざなり"はいい加減だが何かは"している"という意味になります。

ここで再度、読売新聞の記事を確認してみますと、検証が"なおざり"だったから不備に
誰も気づかなかった、というのは正しい使い方のようです。

もし"おざなり"でも検証をしていればこんな大事にはならなかったのかもしれませんね。


この記事に関連する記事がページ下にあります↓ Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...


スポンサーリンク




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。