天空の城竹田城跡の見るも無残な姿！まるで博物館！観光客だけが悪いのか？朝来市の責任やいかに！

天空の城として話題の国の指定史跡『竹田城跡』が、安全対策と史跡保護のため見学通路を設け新たな方式で本日午前９時リニューアルオープンしました。

これからは、北千畳側から入山して南千畳側へと降りる一方通行になって、さながら『モナリザ』が来日した時の東京国立博物館、あるいは『ランラン・カンカン』がやってきた時の恩賜上野動物園のような状態に。


見学通路には黒いマットが敷かれ両脇を杭にロープで引き返すのは禁止と、古き良き時代の史跡としての価値を完全になくしてしまったようです。


そういえば、いつも竹田城跡がテレビで紹介される時に流れるのが『天空の城ラピュタ』のテーマソングですが、ラピュタの最後がどうなるかって考えるとやはり竹田城跡もそういう運命を・・・。



※在りし日の竹田城跡：ウィキペディアより引用


まあ観光名所は客が増えると傷んでくるのは当然の事なんですが、竹田城跡を管理する朝来市の対応の遅さも見逃すわけにはいきません。


元々石垣が弱かったのは明白であり、観光客が増え始めた２年ぐらい前から本当に見たい人だけが行くように高い入場料を取るとか対策を練ろうと思えば余裕で出来たはずなのに、まったく何もせず崩壊の危機にさらされた今頃になって動き出すいわば泥縄のような怠慢に歴史ファンたちも憤りを隠せませんね。



※両脇を杭とロープで仕切られた通路を歩く観光客：Web版神戸新聞より引用


個人的には、あのタバコを吸ってた奴とか立ち入り禁止区域に不法侵入してた輩のボカシをとって皆で袋叩きにしてやりたい気持ちですが、観光客にマナーを守るよう意識を植え付けるのもやはり観光名所を抱える行政側の義務であるように思えます。


立山のアルペンルートは自然保護のために厳しく取り締まってるのに、くだらない温泉地とか海外の視察に無駄金を使ってる余裕があるなら、そういう所に視察に行って活かすべきではないのでしょうか。


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